いつも黒歴史メモリアルを読んでいただきありがとうございます。
この記事を読んでいる人は、中二病(厨二病)や黒歴史と言っても名状しがたい冒涜的な神話の数だけ違いがあるのだよってことがわかったと思います。
そこで思うのは、こんなドス黒い想い出などないほうがいいではないのか? すぐにでも治したほうがよいではないのか? という問題です。
もしかしたら、今、貴方自身が何かのキャラクターに憧れたり、無駄なポエムを書いたり、独特のファッションで練り歩くのが好きかもしれません。
例えば、腕にシルバーアクセサリーを巻き始めたり、SNS内で無駄にイキッたり……。
そういうのを世間一般では中二病というのでしょう。
今回は、自分が中二病だった場合、治したほうがいいのか?というのを解説します。
が、結論!
治さなくてよし!
なんで?って話ですが、治さなくていいことを主張すると共に、こういう症状の場合は治せ!ということを自身が見てきたものも含め解説します。
†どれが中二病問題†
以前、『†そもそも中二病とは‐カオスインストラクション‐†』でも解説しましたが、
ひとえに中二病といってもたくさんあるのです。
この記事では大きく分類わけしましたが、そもそもの定義もあいまいだし、かなり難しい。
アニメのキャラに憧れるや、怪我をしていないのに眼帯と包帯をつけるなどはわかりやすいですが、ちょっと変わったファッション、思考、言動ですぐに中二病なのか?といわれると難しいところです。
なので、ちょっと人と違う行動したから中二病だ! 断罪せよ! は流石に魔女裁判すぎて可哀そうですよ。
†作品へと昇華†
僕は現在中二病演劇なるものをやっています。
最初は童話を中二病作品チックにして制作し、最近は「†こういう漫画やゲームのシーンやりたいな†」、「†こういうセリフ言いたいな。演出したいな†」とどんどん想いが加速しています。
「黒歴史を公開して恥ずかしい!」ってメタ作品よりは、「僕の考えたかっこいい中二作品でお前ら恥ずかしさで悶えろ」といった感じです。
じゃあ、何故こんなに作れるかっていうと……。
中二病だからだよ! ドイツ語チックな名前を考えたり、長々とした必殺技、独特のセリフ回しを考えたいからだよ!
そう。この黒歴史メモリアルを読んでいただければわかるとおり「これやりたい!」が僕の原動力です。
大人になって消滅したかなと思ったら、欠片が残っており、おじさんになって再加熱しました。
そういうことですよね。
変な妄想も奇抜な外見も、いろいろな作品にすればいいのですよ。
「イラストとか小説ですか? 書けないんですよ」って思う人もいるかもしれません。
でも別にそれだけじゃなくてもいいですよね。
- オリジナルの世界観を作る
- 創作ファッションを作る
- 詩を書く
- オリジナルのキャラをただ作っていく
- 言いたいセリフをSNSで上げて声の活動
- 歌詞を書く
- アクセサリーを作る。組み合わせる。
- イベントを作る
- オフ会を開いてみる
無限大にあります。
別にアニメチックな中二病じゃなくても『世の中の不満』なども、歌詞を書いたり、自分で企画して納得のいくもの作っちゃえばいいと思いますよ。
なんでもそうですが、趣味や夢の行動理由は、その人の人間性が影響し、創作なんてものは人生感すらでてしまうこともあります。
人のためにやる必要はないですが、そういったエネルギーが人に認められた時、自分の人生捨てたもんじゃないなって少しは思えますよ。
それで黒字化したら人生愛しちゃうかもしれません。愛したいわぁ。お金欲しいわぁ。
†悪い中二病の例†
じゃあ「全部突き抜けた方がいいのか?」っていうとそうでもなくて、個人的にこういうのはドン引きしたなってのを書いていきます。
あくまでも主観ですが、『自分を特別視してしまったがための悪い例』です。
・凶器を持ち歩く
いやそりゃそうだろって話ですがいたんですよ。
ナイフ持ち歩くキャラに憧れて、実際のナイフを持ち歩き、抜いて見せ、周りをドン引きされた痛いヤツが。
事件とかは起きませんでしたが、こういうのは本当にやめましょう。
別に何かの作品が悪いわけではなく、こういうのが本当に愚かなだけですし、作品も汚しますよ。
コスプレとして会場でやろうか。もちろん、ラバーとかプラスチックナイフで。
・過度な武勇伝
『自分強いアピール』です。
もちろん、それで身体を鍛えたり、格闘技を極めることを悪くないし、それで大会優勝などしたら大したものです。
ただ冷めている場所でそういうのを見せびらかす、明らかに戦闘力ないのにイキり散らすは、見ていて空気が凍っていたのをよく見かけました。
そういえば「俺、普段安全靴装備しているから喧嘩強いんだよね」とか、コミケでいたなぁ。
あと、弱い者いじめとかもよくないですよ。
・邪悪なコミュニティに入る
特定の何かを過度に批判したり、過度に狂信的になってしまうことです。
思想は自由ですが、お金とかが極端にかかったり、家族や大事な人に迷惑がかかりそうなことはやめましょう。
僕の周りではそういう人はいませんでしたが、色々と話を聞いていると、悲惨な結末しか迎えてないです。
・犯罪行為かっけぇ
いやそうだろ!って感じですが、小さな迷惑行為とかも含めです。
道にガムや唾をを吐いたり、たばこのポイ捨て、スピード狂。
「でも、街で煙草吹かして、ポイッと投げたり、思いっきり車を飛ばしたりしたいぜ!」って気持ちわかります。
演劇でやれ! 映画を作れ! 動画を作れ! 漫画、イラストで発散しろ!
車はレース場でやれ! いっそ、レーサーになれ!
創作世界でかっこいい=現実世界でかっこいいにはならない!
いや、それはともかくとしても、火事になったり、交通事故で誰かを殺してからでは遅いですから。
†まとめ~何が良くて何が悪いかなんて……†
「思い返して、後悔の念に苛まれるのが黒歴史じゃん! だったら別に迷惑行為でもいいじゃん!」って話かもしれませんし、何が良くて何が悪いのかは本当に難しいですし、僕も誰かに迷惑をかけ、今を生きています。
結局のところ、その線引きはキチンと考えたほうがいいですって話です。
じゃあ、誰にも迷惑かけてないけど、大人になっても、大した行動もせずにSNSで特定の何かを延々と批判しているのが良いのか?と言われるとわからんですが、好きにすればいいと思っています。
ぶっちゃけ、僕自身は、つい数年前まで、『中二病治したほうがいい派』でした。
やっぱり恥ずかしいし、布団に入ってジタバタしたくなります。
でも、今、こうやってあらゆるやり方で作品に昇華できているので、あって良かったなって……お、思える部分もあるけど、ほかのスキルがあるのなら全然そっちでいいわ!
俺にはこれしかなかったから! ちくしょう!
まあ……今は、良い歳こいて剣とか魔術とか銃とかドラゴンとか様々なアイテムとか好きでもええやんっていう。
ただ、どんどん表現として昇華できそうな中二病はどんどんやればいいと思う反面、他の人の中二病的な部分にはひく場合もありますよ。
それとこれとは別って話で、人にどう思われようが迷惑かけないのならやればええやんってだけです。
周りに気を使ってもしょうがないですし、気を使うならプライベートを隠し、SNSで活動するとかできる時代となっていますので。
他者に受け入れられなかった場合、その時はきついし、10年後もきついかもしれない。でも好きなら続けて、嫌になったらやめればいいですよ。
それが嫌なのか、他に好きなものができたのか、満足しきったのかわからないけど、それが卒業なんじゃないのかな。と締めて、漆黒の翼で次のステージへと舞い上がります。
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