†中二病の思い出:インターネット編そのⅦ‐セブンレゾンデートルサード‐†

中二病の症状

前回、前々回にわたって、選ばれし人格たちが揃ってきました。

今回はその人格たちの関係性や最後の人格などについて紹介します。
誰得なのかはわかりませんが禊であることは確かです。

†彼等はどういう関係性?†

名状しがたい冒涜的な記憶を掘り起こす限りで思い出したのは、前の記事で紹介した人格たちは、『1つの家に6人で住んでいる』という設定です。

「え、1人の人間に6つの人格が入っているんのじゃないの?」と思うのかもしれませんが違います。

いつの時期もアニメや漫画でありがちなのが『ひとつ屋根の下で暮らしている設定』です。
当時の僕はこの設定にドチャクソハマり憧れまして、その想いを即実行したのです。

だから(僕の妄想の中での)家では……

銀封師「ただいま~(家がちゃー)」

愛恋華「あ、おかえりなさい!」

どかーん!(家の中が壊れる音)

炎獄羅「てめぇ! 本気出せや光希神! ゴルァアアア(拳ブンブン」

光希神「クスッ。穏やかじゃないですね。暇つぶしに相手をしろといったのはあなたですよ(攻撃かわし~」

狼風牙「愚かな奴らだ……外でやれ。殺すぞ……」

闇冥魔「負けたほうが僕の黒魔術の実験体にしようかな。はは」

銀封師「まったく。相変わらず騒がしいなぁ」

衝撃で鍋が吹き飛ぶ

愛恋華「ああ~夕ご飯のカレーライスがぁ><」

実際は、家帰って一人、暗い部屋に籠ってキーボードをカタカタしてなりきっていただけの話ですけどね!

 

 

続けようか。

6人で1つのパソコンを共有し、広い豪邸(和風作り)に住んでいるということだけは(妄想の中では)確かでした(実際、僕はマンションに住んでいました)

因みに親はいない設定です。こういう作品では何故か親は出てこないですからね。
ただ、流石に『親はいない』と現実世界でいうと悲惨な空気になってしまうので『仕事で海外を飛び回っている』みたいな感じにしていました。

ただ、こいつら年齢一緒なんですよね。
え、兄弟なの? 親族なの? 中学生で家にずっと住んでていて大丈夫なの?
思えば、色々とツメが甘い部分はあります。

こまけぇこたぁいいんだよ!!

†最後の人格、影瞬殺†

お待たせしました最後の人格です。

別にとっておきってわけではないのですが、先に彼等の関係性を話しておかないと意味がわからんなと思い、残しておきました。

彼の名は影瞬殺(えいしゅんさつ)です。

従兄弟です。

いや誰のだよ! 何がだよ!ってのはごもっともですが、僕にもわかりません!

ただ従兄弟って設定にしていました。

つまりは、6つの人格の家には住んではなく、たまにくるキャラクターです。

解説すると、『力は持っているけどレギュラーじゃないキャラ』に憧れていたりします。

戦隊ヒーローなら6人目の戦士、フルーツバスケットなら、主人公たちと同棲していないが、十二支の呪いを受けた者たち、ダイの大冒険のロンベルク、ホームズでいうマイクロフト……。

そういうわけで爆誕したのが†影瞬殺(えいしゅんさつ)†

設定としては……

  • 飄々としている気さくな兄ちゃん
  • キレると怖い
  • ガンダムWのデュオ・マックスウェルみたいな人格

気さくで優しいけど、キレると怖いから物騒な名前しているという伏線が気に入っていましたHAHAHA……。

ケース①

==ゆかさんが入室しました。==

ゆか「こんばんは~」

影瞬殺「よ! こんばんは!」

ゆか「なんて読むの?」

影瞬殺「えいしゅんさつっていうんだけどよ。読みにくいよな(笑)」

ゆか「確かに(笑)」

影瞬殺「そっちはなんて読むの?」

ゆか「え、ゆかだけど(笑)」

影瞬殺「笑」

おもんなッッッ!!

 

まず自分自身はデュオ・マックスウェルのキャラクターを掴んでなさ過ぎて、ふっつううに会話しているだけになった。
あと、『実はキレると怖い、目の奥に死神を宿したかのような冷酷さ』をアピールする機会がなく、「俺の姿を見た奴は死んじまうんだよ」とかかっこいいセリフ言いたかった!

そんなわけでフェードアウトしたが、立ち位置的には気に入っているため、狼風牙で会話している時など「ああ、今、従兄弟が来ている……」と紹介したりはしていましたね。

†一人一人の詠唱召喚†

・一度原点に帰る。

実は後からできた文化なのですが、それぞれの人格は入室したとき『詠唱』を発する決まりがありました。

これは何故かっていうと、†中二病の思い出:インターネット編そのⅠ‐ミッドナイトサイバードライブ‐†でチャットをしていたサイトがあるじゃないですか。

実は、この6つの人格キメているとき、もう一回ふらっと覗きに行ったのですよ。相変わらず香ばしかったですが、めちゃくちゃ収穫がありました。

まず『入室の際、詩を言ってから挨拶をする』というやべぇポエマーがいたのです。

例えば、

==蒼麗のアルフレッドさんが入室しました。==

蒼麗のアルフレッド「疾走する雷鳴。蒼の一撃……」

蒼麗のアルフレッド「こんにちは~」

みたいなね。

これを見た僕は……

これだ! パクるわ!

はい。パクりました。

次の収穫はですね。

前から思っていたのですが、この『○○さんが入室しました』がダセェ!って思っていました。
いやチャットルームで何言ってんねんって話ですが、どうしても『気づいたらいる』みたいな強者感を出したくて咽び泣いていました。
扉開けて正面から入りたくなかった!

で、最初やったのは、『チャットルームに入室して、挨拶もせず黙っている。で、暫くしたら喋る』という謎の行動。
ただロム(黙っている)っているだけじゃねーかって話なのですが、これが最善策。

ですが、僕の故郷である香ばしいチャットルームで、『チャットルームに入室表示をさせないで入室する方法』があり、それを教えてもらいました。
しかも最初に発言するまでは、相手側は僕が入室したかどうかはわからない。

もうなんだろう。ゲームでめちゃくちゃチートな裏技教えてもらったときぐらいの嬉しさですよ。

カードは揃った……。

詠唱召喚(入室時にポエム言う)隠密(入室しましたが出ない)この二つのスキルを持ってわが人格は完成とする!

・各々の詠唱召喚

早速、心高ぶるスキルを手に入れた僕は、各人格の入室時の詠唱を考えました。

†銀封師†
霊力の声と共に歩むは銀の名を受け継ぐ封魔師

狼風牙
その身に刻め……悠久の最果てから咆哮する狼の風の牙を……

光希神
清らかなる心に神々しく宿る希望の光

闇冥魔
冥府魔道の闇の力を秘め、暗黒の深淵へと深く……

炎獄羅
荒々しい地獄の炎を纏う羅刹の化身  俺は炎獄羅!

愛恋華
恋に恋する愛の華♪

†影瞬殺†
影に生き、お前に刃向けるは、一瞬の殺意

 

これがセブンレゾンデートル(七つの存在意義)だ!

全て自分の名前にかけているってのが拘りポイントって当時心の中でドヤりポイントです。

 

いやーきちーよ。未だに愛恋華さんと炎獄羅さんは心が削がれるよ。

まあ、あの過去の記事で1回やってフェードアウトした人格がいたって言ったことあるが嘘だ。
詠唱入室を試したかったので正確には2回だ。

効果ですか? そりゃ絶大よ。

マジでチャットルーム上に詠唱と共に現れるわけですよ。相手はかなり驚きます。その気持ちよさったらなかったですね。
そしてやり方は人に教えず「いや、これはかなり危険な代償を伴う。いうなれば俺のPCが特殊なのかもな」とかふざけたこと言ってましたね。

今思うと、ここはかなりのイタさのピークであり、当時の気持ちよさの絶頂でした。

まあでもさ、オタクはいくつになっても詠唱とか好きじゃろ?

‡オマケ:影響を受けた作品‡

結局、今回もこの7つの人格編は終わらないですね。
思い出がいっぱい過ぎてやばいですし、この頃影響受けた作品が多すぎる!

とりあえず今回の記事に関してだけ、影響をうけた作品を書いていきます。

・新機動戦記ガンダムW

新機動戦記ガンダムW 地球圏統一連合の圧政によってコロニー住民の不満は募りつつある時代に、独裁と支配を目論む秘密結社”OZ”の独裁を阻止するため、各スペースコロニーから5機のガンダムが隕石に擬装し、地球降下作戦を決行する少年たちの話。

今でこそ女子人気も高いガンダムですが、昔はそういう感じではなくかったのです。
しかし、本作はガンダムも主人公である5人も全員イケメンという、初めて女子人気を大きく集めたガンダム界の革新的アニメです。
ガンダムが一騎当千したり羽が生えたり、大きな鎌もったり、もうぶっ飛んでるんだ。

名言も数多く、特に主人公のヒイロ・ユイの「お前を殺す……」「任務完了」は有名ですね。

ガンダム好きであった僕は「あんなのみとめーよ」と思う反面、「か、かっこいい」と中二病の魂がココロオドルという複合感情で視聴していました。

そこに登場するデュオ・マックスウェルという主人公の一人がでてくるのですが、一見明るい性格なのですが自らを『死神』と称し、大きな鎌をもった黒いガンダムで戦場を蹂躙する。

かっこいいですがめちゃくちゃハマったわけでもないです。ただ、好戦的なキャラやクールなキャラばかり好む傾向にあったので、こういう明るい系のキャラで中二病っぽさがあるのが凄く新鮮なので、自分の人格に採用しました。

何様やねん!

・スレイヤーズ

スレイヤーズ 神坂一による日本のライトノベル。イラストはあらいずみるい。

主人公の美少女魔道士リナ=インバースが各地を旅しながら魔法をところ構わずぶっ放しながらも、各地の事件などに巻き込まれたり、自ら巻き込んでいく話。
ヒロイック・ファンタジーにも分類され、第1回ファンタジア長編小説大賞〈準入選〉受賞作。2022年1月時点でシリーズ累計部数は2000万部を突破。

元祖魔法詠唱のイメージっていったらこの作品な気がします。
時々、同年代でドラグスレイブ(強力な呪文)の詠唱ができるって人に結構遭遇します。

自分は必殺技セリフや詠唱などは、ヴァルキリープロファイルの方の影響が強いですが、そのきっかけを与えてくれたのはスレイヤーズです。

どうでもいいですが、そのスレイヤーズに登場するゼルガディスというキャラクターが大好きです。

非常にクールな魔法剣士で、その外見は青黒い石のような硬い青肌と金属の糸のような髪という異質なもの。
最初は敵対しますが、途中から味方になります。

クール、魔法剣士、毎回いる主人公側的な立ち位置ってわけじゃないけど、味方側にいるみたいな立ち位置のキャラ。
非常に大好きです!

まじでどうでもいいですが、先ほど紹介したガンダムWの主人公のヒイロ・ユイと同じ声優ですね。

以上です。
でもごめんなさい! この作品二つに関しては結構ニワカです! 改めて履修しなおしたいな!

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