貴様に本当の中二病ってやつを教えてやるぜ……。
そんなわけで、初めまして工藤ギンペーと申します。
僕は、現在、闇の工藤というキャラで『中二病演劇』なるコンテンツをやっています。
もうこの時点で常人であれば「????????」ですよねわかります。
†実は昔、中二病でした†
実は僕、小学校の時からゴリッゴリの中二病だったのです。
中二病(厨二病とも書きます)とは簡単に解説すると、『幼い時、自分は特別な力がある。選ばれし者である。人とは違うんだ』とか思っている痛い奴です。
僕もそれでした。
これを書いている今、自分も今、胸が張り裂けそうです。
小学校の時、和風の世界に憧れた結果、『野村斬刀剣』と名乗り、『世の中を選択し候……野村斬刀剣参る』と戯言を発し、中学は腕に漆黒のバンダナと頭にドクロのバンダナをつけ、果てはネット上で7つの人格(ハンドルネーム)を駆使し、高校は『冥界の闇皇子』という名で硬式テニス部に所属__
あ、これキツイわ! やめようかな!
全身の汗がブワッとでますよ。本当に俺なのかな? 俺こんなことしていたのかな?
あー英字プリントなんて世の中からなくなっちゃえばいい!
………んまぁ、さらっと言うとこんな感じですが、こんなのがあと、108式あるわけです。
で、今はそういった経験を活かし、中二病をコンテンツとしてエンタメ化するために頑張っているわけです。
†このサイトを始めようと思ったきっかけ†
話を最初のほうに戻しますが、現在、『闇の工藤』で『中二病演劇』なるものをやっています。
闇の工藤というのは、学生服で腕に包帯を巻き、眼帯で目を隠し、『静まれ……俺の右腕!』とか言っているキャラです。
モデルは幽遊白書の飛影ですが、もはや別ものになってきています。
そして、中二病演劇というのは、その闇の工藤を使った台本を、私が書き、舞台上でお芝居をするものです。
一人芝居がメインですが、最近は同じ傷を持つ愉快な人たちが、我が声に応えてきてくれて、一緒にお芝居をすることもあります。
(撮影:焔)
そういった活動をしているのですが、正直、この『闇の工藤』というのはかなりエンタメに寄せたステレオタイプな中二病で、アニメで例えたら、ベタなキャラなのです。
「え、中二病ってそんなに色々あるの?」って思うかもしれません。
詳しくは次の記事で解説します。
(※何か一つが当てはまったから中二病というわけではありません)
そんな闇の工藤を演じているときにふと思いました。
もっと成長したいなって。
昔を振り返るに、どうしても過去の人格達の方が、この闇の工藤というキャラよりパワーが強いのです。
何故なら、人格とキャラだからです!
僕は『闇の工藤』という痛いキャラを演じていますが、過去の僕は『リアルに痛い人』なのです。
狂人を演じたい人と、リアル狂人ぐらいの差があります。
これが悔しいッッッッ!
どう足掻いても過去の自分に勝てないし、気づけばそういった過去の恥部を封じ、見ないようにして、中二病というキャラを演じていました。
結果、ふわっとした中二病を演じている気がするのです。
え? 何故封じていたかって?
ダメージがでっかいからだよッッッ!
だがしかし、今の自分のパフォーマンスを伸ばすためには、古のカスみたいな暗黒の記憶と向きあわなくてはいけない!
それが成長なんです。
まあ、一言でいうと、過去の自分を今一度振り返ることで、得るものがあるのではないかなって感じです。
Mなんですか?って思う人もいるかもしれませんが、そんな低次元の話はしていないので闇の炎に抱かれて消滅してください。
人は痛みや苦しみと向き合って生きていく……これは未来に進むために、試練の日記なのです。
多分、全ての記事を書き終えるころには、己の闇と向き合い、光と闇が両方そなわり最強に見える伝説のナイトになっているか、耐え切れず廃人になっているかはわかりませんが、よろしくお願いいたします。
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