そもそも中二病とは!って記事です。
今回は、中二病(厨二病とも言います)というものを説明していきます。
もうわかっていると人も多いと思いますが……本当にわかっていますか?
マジで定義も曖昧だし、無限にあります。
なので、今回は、自分の調べた範囲と主観てんこ盛りで説明します。
†そもそもの歴史†
1999年にラジオ番組『伊集院光のUP’S 深夜の馬鹿力』(TBSラジオ)で生まれた造語という説があるそうです。
そこから2005年にインターネット上で広まり、2ちゃんねる内でも、自分の過去を自逆風に告白し、発狂するスレッドが立ち、どんどん意味合いが変化されながら今に至るわけです。
†大きく分ける†
今まで知らなかったのですが、大きく分けられているみたいです。
名称とかも結構、人それぞれで、勝手につけています。
一応、あるあるなども含め、紹介しますが、最初に言っておくと、こんなハッキリと分けられないです。
それは何故か、後で説明します。
サブカル系
洋楽を聞き、メジャーなものを嫌い、ニッチなもの好きな俺かっけぇーな自分に酔いしれるタイプです。
とにかく、みんなが好きなものを否定します。
それが楽しいのです。あと、応援したバンドなどを『俺デビュー前から知っていたアピール』もします。
ポエム系
「世の中は腐っている」、「大人はわかってくれない」ととにかく、自分は孤独であり、ネガティブなことをまき散らす、認められたい人間です。
DQN系
ヤンキーや不良でもないのに、そういったものに憧れを抱くタイプです。
ケンカしたことないのに「俺、この前○○ぼこったわー」とか、とにかく自分強いアピールします。
因みに語源は、1994~2002年に放送されていた『目撃! ドキュン』というバラエティー番組に出演していた一般人に元ヤンキーや暴走族など多かったため、そこからつけられたネットスラングです。
2ちゃんなどでよく使われていましたね。
邪気眼系
僕です。
これは簡単に説明すると『自分をアニメのキャラのように思いこむタイプ』です。
『†右腕にドラゴンの力を宿している†』、『†自分が暗黒の炎が使える†』、『†夜な夜なヴァンパイアハンターとして活動する†』など。
こういうタイプは、アニメゲーム漫画の影響ゴリッゴリにうけます。
因みに語源は2ちゃんねるのコピペで……
中学の頃カッコいいと思って
怪我もして無いのに腕に包帯巻いて、突然腕を押さえて
「っぐわ!・・・くそ!・・・また暴れだしやがった・・・」とか言いながら息をを荒げて
「奴等がまた近づいて来たみたいだな・・・」なんて言ってた
クラスメイトに「何してんの?」と聞かれると
「っふ・・・・邪気眼(自分で作った設定で俺の持ってる第三の目)を持たぬ物にはわからんだろう・・・」
と言いながら人気の無いところに消えていく
テスト中、静まり返った教室の中で「うっ・・・こんな時にまで・・・しつこい奴等だ」
と言って教室飛び出した時のこと思い返すと死にたくなる
柔道の授業で試合してて腕を痛そうに押さえ相手に
「が・・・あ・・・離れろ・・・死にたくなかったら早く俺から離れろ!!」
とかもやった体育の先生も俺がどういう生徒が知ってたらしくその試合はノーコンテストで終了
毎日こんな感じだった
でもやっぱりそんな痛いキャラだとヤンキーグループに
「邪気眼見せろよ!邪気眼!」とか言われても
「・・・ふん・・・小うるさい奴等だ・・・失せな」とか言ってヤンキー逆上させて
スリーパーホールドくらったりしてた、そういう時は何時も腕を痛がる動作で
「貴様ら・・・許さん・・・」って一瞬何かが取り付いたふりして
「っは・・・し、静まれ・・・俺の腕よ・・・怒りを静めろ!!」と言って腕を思いっきり押さえてた
そうやって時間稼ぎして休み時間が終わるのを待った
授業と授業の間の短い休み時間ならともかく、昼休みに絡まれると悪夢だった
ってやつです。
ただ。今のコピペだとこういう感じの性格ですが、アニメキャラの真似事をしていれば邪気眼系な気が自分はします。
正直、この分野は幅広すぎて自分にもわかりません!
が、共通していえることは『自分を特別だと思い込む』は確実です!
†ぶっちゃけ大きくわけられるものでもない†
サイトなどを見ると大きく分類わけされていますが、こんなの分けられません!
何故かって?
俺がその全てに該当していたからだッッッ!
時期によって、サブカル系だった、ポエム系だった……というわけではなく、全てを網羅した存在。それが工藤ギンペーです。
もちろん、年代によって、DQN系だったりサブカル系だったり、、邪気眼系などの比率が強い時はありましたが、やはり全系統のポイントは抑えてました。
ああ、でも中二病の人でも、『自分をアニメキャラだと思っていないけど、ケンカは強い設定』や『ケンカなどはしないけど、メジャーなものはディする』とか存在するのですかね。
だけど、何かの中二病タイプに該当したら、他の系統もヒットするような気がします。
少なくとも、自分が中二病だった時や中二病という言葉が飛び交った当時は、このような分類わけは見かけませんでした。
もしかしたら自分がおかしいだけで、わけられるものなのかもしれません。
というかそもそも、自分以外の中二病に中々出会ったことがありません。
やはりこの世界で異能力(ちから)持つものはそうそういないようだな……。
いつか巡り合う時が来たらそれも宿命(さだめ)……。
†そもそも中二病は悪口です†
巷で、時々、「すげー中二っぽい!」と感想を言ったり、「中二系な作品作っています」と自己紹介などを見かけますが、非常に違和感があります。
だって中二病って言葉は本来悪口だから!
自分の肌感覚ですが、中二病っぽい行動をやっていた当時は『中二病』って言葉はなかった気がします。
堕天使の羽がプリントされた全身真っ黒の服と、青いグラサンかけながら歩いても、知らん爺さんに、「おい、その恰好イタいからな!」って旅行先で言われたぐらいで、人生で中二病とは一回も言われませんでした。
それから数年後、自分が中二病卒業した時ぐらいに、ネット上で痛い行動を見かけたとき、自分の痛い行動を告白する時に馬鹿にする意味で『中二病(厨二病)』という言葉が使われ、そこから誉め言葉でも使われている気がします。
これはアニメ文化と非常に似ています。
昔はアニメも『国民的なもの以外はオタクがみるもの』と、からかわれていましたが、今じゃ普通に見られていますからね。
ただ、中二病という言葉は、本来は悪口だってことは念頭に置いたほうがいいです。
だって洋楽好きな人だって本気でいるし、かっこいい世界観で創作表現する人だっていますからね。
なので『中二病という言葉=かっこいいの代名詞』ではないことはわかってください!
あと、なにをもって中二病なのか結構曖昧ですから!
僕の作品は、あえて中二病キャラや中二病演劇でやっているからよいのです。
狂ってる? 痛い? それ誉め言葉ね。
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