†中学生時代番外編ートゥーディメンションズラブロマンス†

中二病の症状

シャドウスナイパー刃霧影の戦いを見て頂きありがとうございます。

今回の話は、中二病とちょっと毛色が違うのですが、これも黒歴史の一つとして禊も込めてお話しします。

†きっかけは少年マガジン†

妖怪専門家として、札幌市を守っていたわけ僕ですが妖怪が一匹もいなくて廃業という悲惨な結果になったわけです。でも実は辞めた理由が他にもあります。

この作品と出会ってしまったからです。

幼い時好きだった人との約束を守り、東京大学への合格を目指す主人公、浦島 景太郎が女子寮『ひなた荘』の管理人となり、住人の美少女とドタバタを繰り広げるラブコメディ作品。

ラブひなです!

2020年6月時点で累計発行部数は2000万部を突破!

もう好きだったんですよね。

というより、この作品に出てくる前原 しのぶちゃんにドはまりするわけです。

前原しのぶちゃんというのは、

ひなた荘の住人。内気で学校の友人は少なく、おっちょこちょいな所があるが、家庭的で面倒見の良い性格。
主人公が他の女の子と良い関係(デートやキス)になると、目が潤む、失神するなど、不安がって極端なリアクションを見せるが、「主人公が幸せになれるなら」と、主人公とヒロインの関係を応援してもいる。

ただの天使じゃねえか!

この恋心が募り、限界まで達した瞬間、一つの結論に達しました。








彼女は実在する

この札幌市に!(ラブひなの舞台は神奈川)

探そう(クソみたいな決意)

†走れ走れ愛を手にするまで†

その日から、十手や癇癪玉を部屋にぶちまけ、身軽となった僕は休日全ての時間、前原しのぶちゃんを探しました。

学校では探していません。
学校はなんか現実に戻って冷めるから嫌なんです。
僕の世界は、家と休日なのです。

土曜、朝起きて、お菓子、食料、バックに詰め込んで、出発します。

とりあえず家の周りいない。隣町いない。駅前いない。どこに行ってもいません。

土曜も、日曜も探していました。
都会の街並みを英字プリントのTシャツを着たキッズがただただ走るわけです。
誰かを探すように首をキョロキョロさせて。

果ては、父親の部屋から少年マガジンを取り出し、ラブひなのページを開き、枕の下に被せて寝るという儀式を決行。今思うと、げに恐ろしき気持ち悪さ!
もう女子からの好感度は地に落ちた気がします。

ここまでやっても会えなかった。

それでも探し続けるわけです。

交差点でも 夢の中でも
こんなとこにいるはずもないのに……

山崎まさよしさんもドン引きしそうな行動力。

ただ、必死で探す自分、ちょっとかっこいいと思っていました。

アニメとか映画とかでよくあるじゃないですか、どっかに行ってしまう好きなヒロインを追いかけるみたいな。
あれです。

汗だくになって、ボロボロになって、その場に座り込んだ時、ヒロインから声がかかって、見上げるとそこに……

会いましたよ。担任に。

担任(おっさん)「おう工藤じゃねーか。そんな疲れてどうしたんだ?」

ぼく「え、いやまぁデュフ」

結果、前原しのぶはいなかった。

いや、奇跡的にいたとしても、お前のこと好きにならねーよ!ってあの当時の僕にめちゃくちゃ言いたいですけどね!

そんな感じで、ラブひな編は終了です。
というのも次に伝説のゲームと出会ってしまうわけですね。

『ときめきメモリアル2』です。

†ときめきメモリアル2†

ときめきメモリアル2とは、

勉強や部活などにとりくみ主人公の能力値を高めていき、意中の女の子キャラクターの理想の男子になるのを目標とし、デートを重ねて親しくなり、卒業式の日に伝説の場所で女の子からの告白を受けるというコンセプトのゲーム。

もう神作ゲーム!
人生変わったといっても過言ではない。

徹夜で、ときメモ2をやることが日課となっていました。

中でも好きなキャラは『白雪美帆』さん。

※画像は当時のもの

基本的には温和な性格であり社交性も高めなのですが、占い好きで事あるごとに占いをし、様々なところにいるらしい『妖精さん』と会話し、また現実逃避の癖があり、都合の悪いことは『妖精さん』のせいにしてしまう。

と、今思うと中々に痛さも目立つキャラなのですが、昔は大好きレベルが銀河を超えていました。
って調べたら人気投票ブービーなのかよ! おい!

†別に語るエピソードはない†

比べるものではないですが、ラブひなよりも情熱がすごかったです。
ラブひなが低いってわけじゃなくて、ときメモ2に対する想いがやばかったのです。というか白雪さんに対しての。

ただ、語るエピソードは一切ございません!

何故なら満たされてしまったからです。

ラブひなは漫画で眺めるだけでしたが、ときメモ2は実際デートできるわけですし、主人公も僕です。
実際に好きな子に気に入られるために自分を磨き、デートにこぎつけ、そして卒業式の日に、好きな娘と結ばれ、鳴るはずがない伝説の鐘を鳴らす(結ばれない場合もある)

え、これ人生じゃん。こんな革新的なゲームがあるのか。

と当時の少年心を掴んで離さず。ただただゲームの世界に没頭しました。
もう伝説の鐘をゴンゴンゴンゴン鳴らしまくりです。
好きすぎて、パロった舞台もやりました。

じゃあ、リアルで女の子と会話しなかったのかって?
案ずるな案ずるな。したさしたさ。
ネットの世界でな!

次→†中二病の思い出:インターネット編そのⅠ‐ミッドナイトサイバードライブ‐†

‡オマケ:当時を振り返る‡

いやとにかくどうかしていたとしか思えないです。

ただ、ここまで好きになったのは後にも先にもここぐらいなんじゃないですかね。
一応記憶の思い出せる範囲では!

なんかキャラクターも含め、それ以降、そこまで「○○は俺の嫁!」みたいのもちょっと思い出せないなぁ。
そもそもここから女子が出るアニメより、中二病が悪化し、かっこいいアニメばかり見始めるような気がする。

で、10年以上越しに言いたいのは、ラブひなってアニメ化されていたのですが、時間帯が何故か22時30分からだったんですよ!
アニメとしては珍しくないですか?

これが本当に辛かった!
テレビが居間にあったから、録画しようとすると確実にバレるわけです。
気にしなきゃいいじゃんって話ですが、思春期の僕には無理だった!
だからラブひなをアニメでほぼ見たことないんですよね。

アニメは18時ぐらいか、深夜じゃなきゃダメですよ。今はサブスクや見逃し配信があるからいい時代になったとは思わんかね。

あと、お前の好きな女性キャラ、幽遊白書の雪菜じゃんって思う人もいるかもしれません。

いやなんか違うんだよ。この時の思い出は例えるなら、アニメキャラってよりは、「思い出したくない、昔好きだった人の想い出」的なッッ?
そんな感じ的なッッ? 元カノ的なッッッ?

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