†中二病演劇で参考にさせて頂いている作品‐エイシャントドキュメンツ‐†

中二病の症状

なんかですね。中二病演劇なるものを作っています。

で、ありがたいことに「自分に台本を書いてほしい」という人も増えてきました。
ただ、言ってくる人の中に「中二病がわからない」って人がちょいちょいいます。だけど出たいそうです。

だまれ! どういう気持ちででるんだ! 中二病わからないとで伝えようがねえだろ! 履修しろ! ギャラよこせ! アバタケタブラ!

と……思うところなのですが、それはかわいそうなので、そう思いながら、今回は自分が参考にしている作品を紹介していきます。

いや誰得だよ!って話ですが、「そもそも中二病の雰囲気や中二病の人って何に影響されているかわからない」って人もいると思うので、そういう疑問を持っ人向けに刺さればよいです。

ただ、こういう作品などを紹介する記事に中二病って言いたくないんだよなぁ。悪口だからなぁ!

なので、「これは中二病(厨二)系作品」ってのは置いといて、あくまでも僕が参考にしている作品をチョロチョロ書いていきます。どれか1作品でも見れば、どういう世界観かわかるのではないかと。

あと、ごめん。オタク特有の鼻息荒くしながら興奮めいた書き方になると思う。

とりあえず、ようわからんって人は、雰囲気だけ感じ取ってください。そしてどれか1作品でもいいから見てみてください。
「これオススメだよ」って作品も教えてください。

†幽遊白書†

幽遊白書

ヤンキー不良が妖怪退治をする作品。

めちゃくちゃいい! 最初は派手めなアクションものみたいな感じですが巻が進んでいくごとに哀愁のような青春描写が増えていき、非常に心震えるシーンが多い。
レギュラーが4人なのですが、この4人を軸として話が進んでいくのがコンパクトでいいですね。

んで、特に参考にしているのはセリフ回しや必殺技の名前。

ご存じの人は『飛影』なんてメジャーもメジャーすぎるのではないでしょうか。性格はクールで魔界の炎と剣術のスペシャリスト。
必殺技は邪王炎殺黒龍波、その前口上の「見えるか!? 貴様の火遊びとは一味違う魔を秘めた本当の炎術が…邪眼の力をなめるなよ!」は超かっこいい。

他にも、色々なキャラがセンスある道具や必殺技を使っており、呪われし怨念を封じこめた、『魔哭鳴斬剣(まこくめいざんけん)』から呪霊が放たれる『爆吐髑触葬(ばくとどくしょくそう)』や自分の体を7人にわけ、そこから雷の矢を放つ『七獄暗黒雷光波(しちごくあんこくらいこうは)』など痺れる技多すぎぃ!

†HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)†

ハンターハンター

幽遊白書と同じく冨樫義博先生の作品。

色々なハンターが活躍する世界。主人公の少年は偉大なる父親のハンターに憧れ、会いに行くファンタジー作品。

こちらも能力名もかっこいいのですが、能力の設定が色々とかっこいい。

手に鎖を具現がする能力や、目が赤くなることで色々な系統の威力を100%引き出す『絶対時間(エンペラータイム)』、本の中に盗まれた他者の能力を発動することができる『盗賊の極意(スキルハンター)』、この能力を発動中、本を片手に持っているのがかっこいい。
そして能力の無理やりセンスな当て字がエモい!

この作品、一人一人の能力や恰好などが非常にキャラ立ちしていて楽しいですし、新しい話に入るたびに、話のジャンルが変わっていくのが非常に面白いです。

†ジョジョの奇妙な冒険3部 スターダストクルセイダース†

ジョジョの奇妙な冒険3部 スターダストクルセイダース

不良である主人公は、ある日、守護霊のようなものを得る。
その日を境に、あらゆる事件に巻き込まれ、ついには自分の先祖との因縁に決着をつけ、旅立つ。

結局、また能力ものかい! って話ですが、中二病演劇には能力ものは密接すぎるほど密接します。

この作品も本当にかっこいい。

まず、一人一人に分身のようなものがいます。それをスタンド能力といいます。
こいつらが自分の傍らに常に立っているのが本当にかっこいいです。僕もスタンドほしいもん!

能力ものって普通は、個々の能力は自分自身から放つじゃないですか、でもジョジョは分身が能力を放つのが斬新ですよね。

更に劇中に出てくる『ジョジョ立ち』
敵を倒し、セリフを言い放った後に、ジョジョ立ちで締める。
そしてデカデカと『バァーーーーーーーン』と効果文字をいれることで非常に震えます。最高の見得です。もはや歌舞伎です。やれやれだぜ。

あと、アニメ版も普通に愛が籠っていて面白いです。作画がいい!

†月姫/MELTY BLOOD(メルティブラッド)†

月姫

死の線が見える魔眼を宿した少年が吸血鬼の姫と手を組み、この街に侵食する吸血鬼を倒す話。

正直、僕はそこまで詳しくないです。
ただ、少し触れるだけで、エモさしかない。

まず、死の線が見える魔眼。もうここでおなか一杯! 次に吸血鬼の姫!
しかも主人公、力が暴走して、序盤にこの姫を殺しちゃう(復活する)
なので殺し文句は「わたしを殺した責任、ちゃんととってもらうんだから」、そんな殺し文句あるか!?

そして、敵は666の己の中に宿した黒き獣を放つ、黒き混沌『ネロ・カオス』。
それらを駆除するための聖堂協会に所属する『埋葬機関』の代行者たち。

しゅごい!

他にもこんな奴らがゴロゴロいて、もうエンタメってよりは、参考資料の塊でしかない!

月姫はノベルゲー(エロゲーだった)、メルティブラッドは格ゲーです。初代OPもおススメなので聞いてみてね。

メルティブラッド

†Fate/Zero(フェイトゼロ)†

フェイトゼロ

あらゆる歴史上の英雄などが現代に英霊として召喚され、聖杯をかけて戦いあう物語。

フェイトシリーズと言ったら有名ですよね。僕はまったく詳しくないですが、このフェイトゼロだけ見ました。

この作品に出てくるギルガメッシュが本当にかっこいい。

もとは紀元前2600年ごろ、シュメール(現在のイラク・クウェート)の都市国家Uruk (ウルク、イラク南部のサマーワにあるワルカ遺跡)に実在したとされる王らしく、この作品では金髪美青年の英霊で、能力は『王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)』数ある武器が異次元から召喚され、それを無数の雨のように降り注ぐ技。

本人は立っているだけで様になりますからね。

ただ、この作品。イスカンダルというキャラクターも登場します。
こちらも紀元前の王で、この作品では筋骨隆々のキャラクターで、ギルガメッシュとは対照的にみえるようで、結構気が合うシーンが多く、劇中での二人の決闘シーンでは泣きます! 泣きました!

正直、ほかのシーンが好きな人には申し訳ないですが、ぼくの中でのフェイトゼロはこの二人の関係性といっても過言ではないです。

あと、個人的には昔の格好(騎士や王や侍など)をした連中が、近代的な建物などを駆け回るってのが結構ギャップがあって好きだったりします。

†コードギアス 反逆のルルーシュ†

コードギアス 反逆のルルーシュ

大国に占領されてしまった日本。
一人の少年が、絶対服従の能力『ギアス』を手にしたことで、大国に反旗を翻す。

これよくできた作品ですね。
萌え、ロボット、イケメン、能力、恋愛、アクションなど、色々なファン層を取り込んでいます。

特に主人公のルルーシュが能力(ギアス)を使うときの『ルルーシュヴィブリタニアが命じる』は今でも、真似する人多く、社会的なアニメでした。

どうでもいいすが、僕が、一番好きなロボットは? と聞かれると1、2を争うほどに、劇中に出てくるロボットの名称『ナイトメアフレーム』が好きだったりします。

†進撃の巨人†

進撃の巨人

壁に囲まれた国。壁の外には巨人がいるが、平和に暮らしていた。
しかし、ある日壁が壊れたことで、その日人類は思い出した。
その日 人類は思い出したヤツらに支配されていた恐怖を… 鳥籠の中に囚われていた屈辱を……。

これはもうエモエモエモフェスティバルですね。

建物を縦横無尽に飛翔しながら、二本の刃を構え、巨人と戦う。残酷な宿命に抗う暗黒神話。

かっこよすぎですよ。

基本的には、味方でありながら巨人の力を宿した少年が主人公で、他の人類は無残にも殺されていくのですが、その中で唯一、人類最強のリヴァイ兵長というキャラが登場します。

もうかっこいい!

クールで、回転ゴマみたいに巨人相手に無双する姿はまさに英雄ですし、その中身も冷酷なように見えてかなりの常識人かつ繊細だが心折れずに仲間の意思を宿しながら進んでいく。
自分が可愛がっていた仲間、憧れを抱く部下、心許せる上官であり同志、幼少期共に過ごした師匠のような存在。
全ての関係性に対する答えがリヴァイと共に駆け抜けていきます。

進撃の巨人、途中からテイストが変わって離脱した人が増えたのですが、僕は進撃の巨人ってよりは『リヴァイ・アッカーマン叙事詩』という英雄譚として読んでいたので、めちゃくちゃ楽しかったですね。
特に最後よ。心臓を捧げよだぜ。

あと、アニメ版の歌詞が非常に作品世界にマッチングして非常に素晴らしいですね。

Linked Horizonの『紅蓮の弓矢』は紅白にも行きましたしね。

特に僕は好きなのは『憧憬と屍の道』

夢の続きが見たいならお前は何を差し出せる?
悪魔は甘く囁いた 屍で道を作れ
この壁の向こうに何がある?
幼き日々に憧れた 真実はすぐそこにある
屍の道の先に

かっこよすぎぃいいいいいい! みんなただ自由になりたかっただけなのに!

どうでもいいのですが、ダークファンタジーってジャンルに近いのですが、僕からしたらスチームパンク感あるなと思いました。

†BLEACH(ブリーチ)†

ブリーチ

ある日、死神の力を手にした少年が、現代に徘徊する化け物を退治する話。

いやもうこれはどこから説明していいかわからん!

独特の癖になる用語……刀の力を解放するときの掛け声、『卍解(ばんかい)』は日常生活で言いたいセリフトップ10の中に入りますよ。

刀の能力を引き出す言葉『解号』……それぞれの刀の特性にあった言葉を使うのがセンスの塊。千本桜という刀なら『散れ……千本桜』、袖白雪(そでのしらゆき)なら『舞え 袖白雪』など
そもそも袖白雪(そでのしらゆき)って言葉をもってくるのがめちゃくちゃセンスいい。センスが天才すぎる。

セリフが名言の宝庫……「あまり強い言葉を遣うなよ 弱く見えるぞ」、「憧れは理解から最も遠い感情だよ」、「死ににいく理由に他人を使うなよ」、「我々科学者にとって、完璧とは絶望だヨ。凡人どもは完璧に憧れ、それを求める。だがネ、完璧に何の意味がある?何も無い。何も、何一つだ」、「私が貴様を切るのはただ、貴様が私の誇りに刃を向けたからだ。」

もう全てがオシャレ! 極めつけは「あーあ 人生が5回くらいあったらなぁ!  そしたらあたし5回とも違う町に生まれて5回とも違うものおなかいっぱい食べて5回とも違う仕事して…それで5回とも… 同じ人を好きになる」

あーこれロマンチシズムが卍解します!

独特のポエム……ブリーチといえば巻頭に書かれている独特のポエム『剣を握らなけらば おまえを守れない 剣を握ったままでは おまえを抱き締められない』、『不幸を知ることは怖ろしくはない 怖ろしいのは 過ぎ去った幸福が戻らぬと知ること』、『変わらぬものは 心だと言えるのならば それが強さ』

オシャレすぎだろ……ブチぎれちまうわ。

こういった名言製造機みたいなのを作りたいのですが、オシャレすぎて参考になりません!

†呪術廻戦†

呪術廻戦

いたって普通の高校生がある日、最強の呪いの指を食べちゃったことで、その身に化け物を宿してしまう作品。

メインとなるのは敵である呪霊と、それを祓う呪術師のバトルです。

設定などはかっこいいのですが、指の表現とかちょっとした動作がかっこいいのですよね。

特に、マニアックなシーンではあるのですが、「よし決まり! それで行こう!」みたいな感じで両手を叩くシーンの時に叩き終わった手をクロスにするシーンが凄い好きです。

アニメOPの『廻廻奇譚』の歌詞もセンスが領域展開します。

闇を祓って闇を祓って、夜の帳が下りたら合図だ。

傀儡な誓いのなき百鬼夜行

屍だ嗤えよ

やはり、この作品に限らず、人気アニメの一発目のOPって非常にパンチのきいた曲や歌詞が多く、いつまでも心に残りますね。

†鬼滅の刃†

鬼滅の刃

鬼が暗躍し、人を襲う世界で、鬼になってしまった妹を連れ、鬼と戦う少年の話。

刀、組織、それぞれの技など、もうこういうのが好きなんだよのてんこ盛り作品。

その中でも僕は、劇中に出てくる水の呼吸、拾壱ノ型 凪という技がすごく好きでした。

スタスタと歩いて、すれ違いざまに軽く刀を振っただけで、相手が倒れているというウルトラかっこよすぎ技。

暇あれば、ただ水の呼吸、拾壱ノ型 凪と言いたいだけの日々でした。

†BLACK LAGOON(ブラックラグーン)†

ブラックラグーン

ひょんなことから、日本でサラリーマンをやっていた男が、銃弾が日常的に飛び交う街で生きる話。

独特の世界観が非常にいい。
世界設定的な意味もあるのですが、キャラクターやそのキャラクターが発する言葉。
名言ってよりは台詞回しと言いたいです。

全てのしゃべり方が独特すぎて、ラグーン語ってのがあるぐらいですからね。

その中でも特に好きなセリフは

・神は留守だよ、休暇とってベガスに行ってる(シスターが言うから興奮する)

・正義なんてモンはなくても地球は回るぜ?

などなど。

この作品に関して言えば、かっこいいとかエモいとかではなく、こう言いたいです。
最高にイカす!

‡まとめ‡

鼻息荒くしていたらいつのまにか終わっていました。

普段感情的に話すことそんなないから許してください。一応シラフで書いています。

当たり前ですが、これらの作品にめちゃくちゃ詳しいわけではなく、ただ読み進めるだけで、自分の魂に影響される何かがあるのです。

もし、今、紹介した作品を見ていない方は、その世界観に触れ、僕とともに子供の時にワクワクしていた想いを具現化しましょう。

幼少期の時に、そんな気持ちはなかったって? うるせぇ見ろ!

ほかに思いついたら、改めて書きますので、ただ『ぼくの胸が熱くなった作品』を見て頂ければ幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました