†中二病の思い出:インターネット編そのⅤ‐セブンレゾンデートル‐†

中二病の症状

前回の†中二病の思い出:インターネット編そのⅣ‐唯 我 独 尊‐†を見ていただき有難うございます。

なりきりチャットでの教訓。

  • 全員特別な人間同士だと「お前すげぇ!」って言われない
  • とにっかくチヤホヤされたい
  • なりきりチャットでは馴染めない

ということがわかりました。

ただ、かといって普通のチャットルームに行って、普通の話をするのも嫌です。

その結果。

普通のチャットルームで、なりきりプレイをすることにしました。

オ リ ジ ナ ル の キ ャ ラ で!

 

すぅううううううううう! すぅううううううううう!

あーこれは人生において、1、2を争うぐらいの汚点……青春だわぁ。

マジノスタルジー。今から想い出の1ページを開いていきましょう。

†俺の名は狼風牙†

今までの記事だとなりきりチャットばかりに行っていたように思える感じかもしれませんが、実はちょこちょこ普通のチャットルームの常連となっていました。
名前は†銀封師(ぎんほうし)†です。


これはリアルの僕という設定です。
顔面はかなり美化されているし、木刀を持ち、キリを飛び道具にするという、『戦闘はできるキャラ』は継続中なので、もはやリアルとはなんなのかですが。

ただ香ばしい設定ですが、別にキャラになりきっていたわけではなく、普通に素で喋っていたわけです。
で、前の記事などを見ていただいたらわかるとおり、なりきりチャットに限界を感じていた僕はふと思うわけです。

普 通 の チ ャ ッ ト ル ー ム で な り き り プ レ イ を し た ら ど う な る の だ ろ う か……?

悪魔の考えですわ。

ただ銀封師で性格を変えると、仲良くなった人に疑問に持たれます。なので、もう一人作ろうと思いました。

その結果、誕生したのが†狼風牙(ろうふうが)†です。

あー字面が痛ぇ!

昔から狼が好きで(かっこいいし、一匹狼とかの感じなど)、それで牙が入りました。
『風』に関しては、雷を使える魔術師という設定のため(だが剣も得意。つうか最強)、風に関する属性を得意とするためです。

じゃあ、狼雷牙じゃないの?って思うかもしれませんが、当時『封神演義』に雷震子というキャラがいて、彼の能力が『風と雷を使える』ため「風属性でも雷使っていいじゃん」みたいな理論でそうなりました。

ただ、モデルとしてはRAVEのジークハルトです。

なんか色々ごちゃついてごめんね。でも好きなもの全部載せたいんだ。

まあ、実際にどんな会話していたか見せたほうが早いね!

ケース①

==雄太さんが入室しました。==

雄太「こん~」

狼風牙「……」

雄太「??」

狼風牙「……誰だ?」

雄太「お初かな? どうも雄太って言います~。よろしくね」

狼風牙「お前もまたこの残酷なる時の中に生きる罪人か……」

==雄太さんが退室しました。==

ケース②

トラック野郎「札幌に住んでるんだ。寒くないの?」

狼風牙「そういったものはもう感じない……」

トラック野郎「ぼはは! 絶対うそでしょ!」

狼風牙「……殺すぞ……」

トラック野郎「そういうなって(笑)」

ケース③

狼風牙「音楽を鑑賞しているのか……?」

「うん! w-inds.って知ってる? 最近、わたしのマイブーム」

狼風牙「知らんな……俺はクラシックしか聞かん。モーツアルトはいいぞ」

†とにかく楽しい狼風牙†

とにかく楽しすぎた! めちゃエクスタシー!

前から憧れていた。『†一般人と会話する特別な存在†』という構図がすぐにできて、その日から人生狼風牙でした。
実際は、一般人と異常者とか思った君は落雷だぞ。

ほかにもやっていた恥部を一つ一つ解説します。

・自分が異能力者であることは言わない

狼風牙はエレメントマスターであり、強いのですがあまりそういうのはアピールしなかったです。
これは漫画とかである『一般人である主人公がある日、夜散歩していたら、同じクラスメイト(異能力者であることを隠している)が戦っているところに遭遇』みたいなシチュエーションに憧れていたためです。

つまりは自分からアピールじゃなくて、誰かに『こいつ、他とは違う』ってバレたいんです。

・語録多様

キャラのやりやすさもあり、結構固まっていたせいか、色々な語録がありました。

『……』を多用し、急に人間は時の中に残された哀れな罪人だ」、「俺は時の監視者」、「時の歯車が正さなくては……」など隙あれば言っていました。
で、「なにそれ?」と聞かれると「まだわからなくていい……まだ……」とそれっぽいこと言って終わる。

いやだって俺もわっかんねーんだもん! RAVEのジークハルトがそれっぽいこと言ってたから!
あと読み返したら、エレメントマスターもジークハルトのことじゃねえか!

・好きなものはクラシック

クラシック好きであることがかっこいいと思っていたので、隙あればクラシック好きであることをアピールしていました。

例えば、

こうすけ「おつー今なにしてたん?」

狼風牙「…………」

こうすけ「???」

狼風牙「ああ。ワーグナーの旋律に酔いしれていた……」

こうすけ「ワーグナー?」

狼風牙「そうだ。ニュルンベルクのマイスタージンガー 第1幕への前奏曲……良い曲だ」

因みに、今の曲の題名、今でも検索せずに言えます。ご存じの人は多いかもしれませんがブギーポップは笑わないです。

あと、モーツアルトのアイネクライネナハトムジークも普通に題名覚えています。
このキャラを極めるために、一時期毎日クラシック聞いていました。

・殺すぞ多用

暇あれば「……殺すぞ……」を多用していました。

とにかくクールで知的で冷酷を出したかったのでしょうが、もうただの殺害予告です。
相手の反応としては、『退室する』か『流す』のどちらかで、あんまり喧嘩っぽい感じにはならなかった気がします。

いやほんと良くないですねぇ。

・落雷多用

インターネットにハマってから、インターネットでの人格は現実に持ち込まないようにしていたのですが、この狼風牙だけは特別で、現実でも狼風牙キメてました。

具体的には、暇あれば指を二本だし、空中で五芒星を書き、落雷を召喚するアクション多用。
因みに本気を出すと両手で五芒星を書きます。

そして、落雷召喚の掛け声は『陰!(オン)』

スイッチ押してるのかな?

これは当時、藤崎版封神演義での掛け声が『疾ッ』『瘟(オーン)』などを使っていたからです。ただ『そのままパクるのはだせぇ』の理論のもと、『陰』になりました。

あと、最終的に、指に五芒星のアクセサリーつけて、ぶら下げていたなぁ……。ふふふ。

†まだまだある人格たち†

全員の紹介しようと思ったのですが、狼風牙だけで記事が埋まってしまいました。

次の記事でほかの人格たちも紹介します。

一応先に紹介しておくと、

狼風牙:『RAVE』に登場するジークハルトのイメージ
銀封師:素の自分
光希神:『GetBackers-奪還屋-』風鳥院花月イメージ。
闇冥魔:『フルーツバスケット』花島恵イメージ。
炎獄羅:『THE KING OF FIGHTERS』暴走庵(八神庵が「血の暴走」を起こした状態)イメージ。
愛恋華:『ラブひな』の前原しのぶ
影瞬殺:『新機動戦記ガンダムW』のデュオ・マックスウェル

こんなのがでてくるのでお楽しみに!

あと、色々と当時のこと思い返しながら狼風牙のこと書いていましたが……狼風牙かっこいいですね!

普通に自分の台本に出したいですよ! まあ、ほぼジークハルトですからね!

次→†中二病の思い出:インターネット編そのⅥ‐セブンレゾンデートルセカンド‐†

‡オマケ:当時を振り返る‡

想い入れが強かった時期だけに、色々と込み上げてくるものがありますね。吐き気とともに。

今、闇の工藤という中二病のキャラをやっていますが、飛影を飛び越し、狼風牙の影響結構強いのだなって思いました。

で、僕が影響を受けたRAVE(レイブ)という作品はですね。

真島ヒロ作。魔石ダークブリングに対抗するべく創られた聖石、レイブを手にしたハル・グローリーが剣と仲間と共に旅をする漫画。

その漫画に登場するのがジークハルトというキャラで、

大魔導・エレメントマスターの二つ名を持つ魔法使い。右の瞼から頬にかけて命紋(フェイト)を入れている。自然を扱うエレメントの魔法や無属性の宇宙魔法を得意とするほか、魔法による補助を加えた体術・剣術の心得もある。

かっこよすぎぃ!
因みに調べたら、このジークハルトが登場してから人気があがったようです。

僕は当時、少年マガジンでしか読んでおらず、その後どうなったか知らず、最近読んでみたら、ジークハルトがめちゃくちゃかっこいい最後になっていることがわかりました。

是非、漫画を読んで落雷召喚しまくりましょう。

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