†中二病の思い出:インターネット編そのⅣ‐唯 我 独 尊‐†

中二病の症状

この身はもはや嫉妬の業火を纏い、不服なる者をその眼で捉え、右手の名において裁きを下す。

敵対するは、無から生み出され、冷たい笑みを浮かべる虚空の存在。★刹那@羅刹★

交わることのない、二つの承認欲求の中二病が、混沌の地、なりきりチャットで激突する!

 

はい。そんな感じでなりきりチャットもとい、なりチャ編最終章です。
といっても、何か盛り上がりがあるってわけでもないので、お菓子でも食べながら見て頂けると助かります。
因みに『右手マルコ』ってのは僕のことで、シャーマンキングのマルコのなりきりをしています。

†VS★刹那@羅刹★†

==★刹那@羅刹★さんが入室しました。==

右手マルコ「やぁ、刹那@羅刹。久しぶりだね」

★刹那@羅刹★「「誰だお前は……いや興味ない」対峙する男に一瞥するが、風の音に耳を澄ます」

右手マルコ「君の存在はあまりに強大すぎる。あまりに危険だ」

★刹那@羅刹★「「であるならば……? 悪戯に俺に意識しない方がいい。人の生を全うしたいのなら」あくまでも冷静に、それでいて冷淡に、ただ事実だけを伝えるが、背中に携える魔剣が血を欲するかのように右手マルコをぎょろりと見つめる」

地の文うっせぇえなぁ!

右手マルコ「いいだろう……ならば、貴様の存在、消滅させてもらう! 神の名のもとに!」

どうでもいいですが、『神の名のもとに』って言えた時、すごい気持ちよかったです。原作っぽいセリフ引き出せた時うれしいよね。

★刹那@羅刹★「「愚かだ。人は何故、過ちを繰り返してしまうのか……」ソウルコアが鮮血に輝く。あたりの空気は無と化した」

右手マルコ「「いでよ! ミカエル!」巨大な天使が出現し、天まで届きそうな重い斬撃が★刹那@羅刹★を襲う」

★刹那@羅刹★「「よく訓練されている。だが……」巨大な大剣を指で撫でるように払う。冷たい眼差しを右手マルコに向ける。『虚しい』とでもいうように」

右手マルコ「やはりな。だがしかし! これならどうだ!」ミカエルの剣が十字を切るようにフェイントと攻撃を交えつつ★刹那@羅刹★を攻撃する。これは『避けようがない』」

★刹那@羅刹★「「恐ろしく速い動きのように見えるが、その実、届くのは1つ、2つ」無駄のない動きで、襲い掛かる剣を見極め、首を少し動かし避ける」

あ、最初に言っておきますが、この戦いにルールとか審判とかいないので、ただの「俺強い!」の大ボラ吹き合戦ですからね!

右手マルコ「「ここまでは想定の範囲内さ。では、奥の手を使わせてもらおう。アークエンジェルズ ファイア!」マルコの後ろから巨大な天使の軍団が突撃する。こ れ は 絶 対 に 避 け られ ず、ひとたまりもない」

★刹那@羅刹★「「我が名に従い、その力を解放しろ! 魔剣グランギニョル!」漆黒に包まれた異形の大剣から赤き眼が見開かれる。その瞬間、全ての攻撃が吸収される。そして、こんなものか?とでも言うかのように、冷酷な眼差しを向ける」」

お前マジしばくぞ!!!! くっそだるい! とっととやられろよ!

負けないと俺すげぇ!できないじゃん! じゃあいいよ。もう禁じ手使うわ!

右手マルコ「「全てを消滅させる剣よ。喰らえ!」炎で作り出された剣が召喚され、★刹那@羅刹★を真っ二つにした」

これが禁じ手です。
暗黙のルールとして、戦闘するときは、相手の描写はしないようにしています(攻撃が当たったなど)
ただもうそんなこと知ったことではないんだな。今、亡き者にしないと俺のなりチャ人生に明日がない。

★刹那@羅刹★「しかし、その身体は瞬時に再生し、手を翳すと、右手マルコの身体は消滅し、首だけが残った」

あっ!! 俺の描写盗るなや!

右手マルコ「首だけになったが、魂宿る存在には肉体は無意味であり、首となっても動き、その高速の突進で、★刹那@羅刹★の肉体を消滅させた」

★刹那@羅刹★「肉体は命ではなく、機能するだけの器に過ぎない身の上では、不要の攻撃だった。ただただ首だけとなってあざ笑い冷笑する」

むなしい!

なんも面白くないわ! 普通に女の子のキャラと話しているほうがいい!

こんな戦い無意味だ! やめよう!

右手マルコ「なるほどな。今回はこの程度にしておこう」

★刹那@羅刹★「お前、いったい何者なんだ?」

ああうん。ずっと求めていたセリフだけどもうどうでもいいや。

右手マルコ「さてね……」

==右手マルコさんが退室しました。==

最終的に生首同士のバトルの妖怪大戦争みたいな感じで終局し、戦いは終わりました。

あと、言っておきますが、シャーマンキングのマルコに、全てを消滅させる炎の剣や、生首だけになっても自走する生命力はないです。
もうマルコでもなんでもない。

†さらばなりチャ†

右手「あーなるほど。ハッピーバースデイの飛影いいよね>>ぼたん」

ぼたん(前に出会ったぼたんじゃない)「そうそう! 意外に冗談とか好きそうだよねふはは>>右手」

狼狐(オリジナル)「早く俺からはなれろおおおおおおおおおお>>楓姫」

楓姫(オリジナル)「私離れません! どんなことがあっても!>>狼狐」

右手「なんやかんやでいじられキャラな気がする。マジベジータ(笑)>>ぼたん」

狼狐「うがあああああああああああああああああああ>>楓姫」

楓姫「お願い! もとの優しいあなたに戻って!>>狼狐」

ぼたん「ドラマCDではもはやギャグキャラになっているしね(笑)>>右手」

狼狐「あ、あれ、俺は……>>楓姫」

楓姫「良かった……ふふ。これでまたお喋りできますね(優しくそっと撫でる)>>狼狐」

狼狐「うん……>>楓姫」

あ、一下り終わったっぽい。

狼狐「そういえばこの前、おススメしてくれ映画さ~>>楓姫」

普通に話すんだ!

よし。ここを出よう。

うん、ここにいてもチヤホヤされない! すごいって思われない! チヤホヤされる場所を探して旅に出る!

いざ承認欲求の冒険の世界へ!

次→†中二病の思い出:インターネット編そのⅤ‐セブンレゾンデートル‐†

‡オマケ:当時を振り返る‡

今回の話、ついてこれる人いるのでしょうか?

なりきりチャットもそうですが、そもそもチャットの文化がピンときていない人からしたら、ただの懐古物語になっています。

昔はインターネット上に無数のチャットサイトがあったのですよ。で、人もめちゃくちゃいました。そういった時の話です。
ただそういった文化を否定しているのではなく、僕自身がそこに馴染めなかったという話です。協調性0の男ですからね。

次から7つの人格を駆使して、普通のチャットルームで大暴れするわけなのですが、今思うと今回の★刹那@羅刹★の影響を大きく受けているなと書いていて思いました。

  • 強い
  • クールな感じ
  • キャラの徹底ぶり

そういう意味では、あの時戦ってよかったのか…どうかはわかりませんが、こうやって活動しているのは彼のおかげでしょう。
結局のところ、僕もまた、魔剣グランギニョルに選ばれし者なのかもしれません。
あーあ、退屈のしない地獄だぜ。

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